山下路代の相談室 Column

一般社団法人の作り方

会社法

2024.04.22

一般社団法人を設立する手順は以下のような流れです。

1.     目的の確定: まずは設立する一般社団法人の目的を明確にします。活動内容や法人の目標を具体的に定めます。

2.     設立準備: 次に、設立に必要な書類や手続きを準備します。これには、設立の意思を示す書類や定款、役員名簿、会計年度の決定などが含まれます。

3.     役員の選任: 一般社団法人の役員を選任します。通常は代表理事や理事、監事などが含まれます。役員の任命は定款に基づいて行われます。(設立時の役員は定款で定めることが出来ますが、次回以降は社員総会で理事、監事を選任、理事会で代表理事を選任します。)

4.     登記申請: 設立準備が整ったら、登記申請を行います。これには、法務局に必要な書類を提出し、登記手続きを行うことが含まれます。

5.     設立登記完了: 登記申請が承認されれば、一般社団法人が正式に設立されます。登記完了後は、法人としての活動が開始できます。

今現在の具体的なお話:
私は愛知県立中村高校の卒業生で、中村高校の同窓会「中村会」の運営に携わっています。中村高校の現役の生徒たちの活動を応援するため「英気の泉」として資金を集め、部活動や国際交流活動などのために使ってもらっています。資金も集まってくると通帳も個人名では問題も出てくるので法人化が望まれます。考えられるのは「一般社団法人」か「一般財団法人」です。役員の人数が少なく済むのは一般社団法人なのでその方向で検討しています。

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