山下路代の相談室 Column

急病と代表取締役退任

ケース紹介

2021.10.19

会社を経営するAさんは脳の病気で突然倒れてしましました。一命はとりとめたものの意識障害はのこってしまいました。

日々の契約の押印、銀行借り入れ、工場の建て替えなど社長の仕事は山積しています。

代表者を交代したい場面が突然やってきてしまいました。

 Aさんが役員を辞めるには、①任期満了⓶辞任③解任が考えられます。
この会社の任期は定款で10年と定めてあったため、今まだ残り7年ほどあります。
辞任の意思を確認できる状態でなく、辞任届に押印ができません。
解任は株主総会でできなくはないですが、会社の登記簿に「解任」という文字が載るので、「この会社、何か問題が起こったのかな」と外部に悪い印象を与えるかもしれません。
 任期は長すぎない方がよかったと思います。

 他の方法としては、任意後見契約に役員辞任の件も書いておけばスピーディーに対応可能です。

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